非中央集権型シェアリングエコノミープラットフォームのORIGINについて調べました。decentralizedの流れの中で、国家だけではなくて大手プラットフォームもまた分散化の圧力を受けていく流れですね。ORIGINはAirbnbやUberの分散化を目指すプロジェクトですが、ファウンダーが過去に自分のプロダクトをUberに潰された、というあたりが発想の起点であるようです。

公式サイトはこちらから。

プロダクトブリーフが分かりやすかったです。ホワイトペーパーは数式含みで英語ですが、だいたいのことはこのPDFで理解できました。日本語版のアクセスはこちらから。

以下、要点のまとめです。

プロダクト進捗

ベータ版公開前。プレセール前。デモ公開済。

プロダクト概要

非中央集権型のシェアリングエコノミープラットフォーム。中央集権型のプロバイダーの独占による弊害を取り除き、手数料の減額・顧客および取引データの共有・検閲や規制を減らした分散型市場を実現する。

プラットフォーム手数料で40%弱抜かれることを指摘

Originアカウントとデータ共有の仕組みを持ち、アプリケーションはDappで実現される。Dappはサードパーティにも開放され、Originのアカウントとデータを利用できる。

アカウントとデータを共有し、アプリケーションはDapp。

トークンの分類

プラットフォーム内の様々な用途に使われるユーティリティトークン

トークンの用途

・ユーザー作成など重要なアクションをするときに少額のトークンを必要とすることで、スパムを防ぐ
・新規ユーザー紹介に対するトークン報酬付与などを通じて、プラットフォームが期待する行動に対するインセンティブとする
・DAppの開発者がOriginトークンで会費を請求するなどを期待する
・Originプラットフォームの重要な意思決定を行うための投票トークンが保持数に応じて付与される

サービス上の通貨について

Etherがメインで利用されると想定しているが、他のERC20トークンをサポート。取引におけるエスクローサービスなどがスマートコントラクトを用いて実現可能。

主な調達用途

ロードマップ。現時点でベータ公開直前か


非営利団体として分離して運営するコミュニティファンドの創設に使用する。開発者へのサポート資金投資などに利用される。

主なスケジュール

2018年3月にパブリックベータ、2018年3QにサードパーティDAppリリース

主なメンバー

Matthew Liu
共同創業者。プロダクト・ビジネスエグゼクティブでフルスタックエンジニア。
Youtubeの25番目の社員、収益化チームを立ち上げ、その後複数のスタートアップで製品担当副社長を担当。
Unicycle LabsのCEOとしてライドシェア用ツールを立ち上げたがUberに潰されたことで本ビジネスを着想。

Joshua Fraser
共同創業者。連続起業家でテクニカルエグゼクティブ。
2010年から暗号通貨コミュニティのメンバーで、オープンソースプロジェクトの開発指揮やスタートアップの創設、CTOなど歴任。
Airbnbの元ホスト。